2006年 12月 18日
Siena (Toscana) : Italy |
トスカーナにやってきました。
滞在は、シエナから車で30分の田舎にあるワインとオリーブオイル農家の一棟。ここで7泊し、トスカーナの町々へ車で出かけたり、のんびりと田舎暮らしを体験したりする予定。
初日はちょうどイタリアの祝日だったので、田舎のお店すべてが閉まっていました。ミルクも何もないので、シエナまで買出しに行くことに。しかし途中から天気が崩れてきて、風も冷たく歩き回る気分にはなりません。
そういうときは、カフェに入ってあったかいもので癒されるのが一番。迷わず、ホット・チョコレートを注文。あぁ、念願のイタリアのホット・チョコレート!噂どおりのドロッドロさ。スプーンが立つまではいきませんが、ヨーグルトよりも濃厚でこれはハッキリいって飲み物ではないですね。さっきまで寒さで手先がジンジンしていたのに、飲み(食べ)終えた頃には、頭のてっぺんから湯気が出そうなくらいにあったまっていました。
体も温かくなってきたので、朝食用の食材を買い足す前に、もうちょっと散歩することに。
シエナはトスカーナで比較的大きな街で、観光客も多く訪れる古都の一つですが、ちょっと街中から外れると緑もたくさん見られます。緑とトスカーナ色のレンガの建物。憧れていた光景が目の前に広がっているのに、不思議にホッとする空間でした。
食材と共に買い忘れてはならいのが、現地のお菓子。これらは、トスカーナの銘菓です。
左は、アーモンドビスケット。ビスケットといっても、餡に似たようなやわらかな生地です。食べ出すと、止まりません。これきっと、抹茶に合うと思います。
右は、Panforteという堅~いビスケット。見た目は美味しそうなのに、激マズ(もちろん私見)。夫はうまいうまいと一人で完食しておりました。
この日はトスカーナもものすごく冷えました。特に滞在先の農家は高地にあるため、部屋中の暖房と暖炉に焚き火をつけても、なかなか温まらず。そんな時、ウィーンから夫の同僚が電話してきて、「初雪が降っている。なんと、外気は2度だ。」というので、ヨーロッパに寒気がやってきた日だったのでしょう。ウィーンの温かい室内を想像してしのいでおりました。。
**先週、出来るだけ多くの記事の更新を約束しておりましたが、実行できずです。のぞいて下さった方、本当に申し訳ないです。。今週は、クリスマス休暇でイスタンブールに行ってくるので、またまた更新が滞ります。どうぞ、お許しを。**
by wiensmile
| 2006-12-18 04:55
| りょこう(オーストリアがい)