観光らしいところもちょっと紹介します。
ガイド本に載っているメジャーなところは一通り行くのですけど(夫に連れて行かれるのですけど)、大抵あんまり心に残らないので説明書きができないのです^^;。
えっと、これはちょっと雰囲気が好きだった旧ユダヤ人墓地。1万2000基もの石板状の墓石が立ち並び、木が生い茂って影を作り、しっとりした場所でした。最も古い墓石は1439年、新しい墓石は1787年だそうです。
あっつい中、歩きまわされた後には、やっぱり甘いもので体を労らねばなりません。このフレンチ風カフェは、通りがかりにふらりと寄ったのですが、パリにあるようなお洒落な内装。
ケーキばかりでなく、ちょっとしたお惣菜やサンドイッチ類もあります。
肝心のケーキはプラハにしては、なかなか。コーヒー・ケーキ(右)は普通でしたが、ミルフィーユ(左)は美味しかったです♪上の砂糖がけは食べませんでしたけど。
"AU GOURMAND" Dlouha 10, Praha 1 Tel 222 329 060
お茶の後は、公園でお昼寝。奴は30分もこうやって人の膝枕でピクリとも動きませんでした。
かなり、しびれました。
右斜め後ろを向けば、みんな思い思いにうららかな(暑いともいう)午後を楽しんでいる様子。平和です。ちなみにこの時点で、19時を回ってます。日差しはまだまだ強い。
左を向けば、カレル橋が見えます。
街中にある公園を散歩していたら、孔雀に遭遇。階段に登って、まるで美しさを主張しているかのよう。
路面電車って、好きです。電線が街の景観を邪魔しているという人もいますが、私はそれも街の一部としてひっくるめて好き。
夜は、国立マリオネット劇場(Divadelko Rise Loutek)で、オペラ、ドン・ジョバンニを観てきました。コメディタッチで、観客は笑いっぱなし。もちろん字幕なんてなかったですけど、夫の説明で何とか楽しめました。チェコの人形劇には、文化が深く絡んでいるらしく、以下「地球の歩き方」参照:
18世紀末、チェコ人による人形劇が作られ始める。ハプスブルク家によってドイツ語を強制されていた中で、チェコ語を使えるのは民謡や人形劇でだけだった。都市ではチェコ語で演じることを禁じられていたため、巡業劇団は地方の町や農村を回っていた。
オペラ座でのチケット(人間によるオペラ)が一番高い席で30ユーロくらいなのに比べて、人形劇が20ユーロほどというのも、大切に文化継承されている証なのでしょうね。
夜の街、プラハ。by 夫。